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次亜塩素酸クレアスでは漂白されません

次亜塩素酸クレアスは、漂白剤と同じ成分である「次亜塩素酸ナトリウム」を主原料としていますが、漂白剤と製法が異なるため漂白効果はありません。

次亜塩素酸イオンはカビを漂白できる

次亜塩素酸イオン(OCl-)は、カビを漂白できるので、お風呂場で使用すると、黒カビが消えてなくなったように見えます。それによって、カビの活性がなくなるため、カビの除菌もできていることになります。

ドラッグストアなどで市販されている有名な塩素系カビ取り剤は、ほとんどが次亜塩素酸イオンを主成分としています。

ところが、クレアスの主成分である次亜塩素酸(HOCl)は、極弱く漂白の効果はあるようですが、ほぼ漂白ができません。次亜塩素酸イオンと比べて除菌力が80倍もあり、カビ菌も不活性化できますが、カビの色は消えないので、カビが死んだかどうかが判りにくいというデメリットがあります。

お部屋の除菌には次亜塩素酸クレアスがおすすめ

中国発の新型コロナウイルスによる影響で、次亜塩素酸ナトリウム溶液を希釈してお部屋の除菌に利用することが言われていますが、お部屋の除菌には若干の問題があります。それは、カーペットや衣類に使用すると、それらの色が漂白されてしまうことです。

次亜塩素酸クレアスの成分は、強力な除菌ができて漂白されない「次亜塩素酸」が主成分ですので、お部屋の除菌にも色落ちを気にせずに使用できます。

次亜塩素酸クレアスの100ppmと200ppmの使い分け

次亜塩素酸クレアスは、頻繁に使用していると、一部の人で若干お肌が荒れる人がいるため、当社では、手の除菌など、お肌に使用する場合には濃度が薄めの方が良いと考えています。

業務用で使用しているまな板の除菌や、排せつ物や嘔吐物の掃除などでは、200ppmのクレアススプレー高濃度タイプをお勧めしています。

手やマスクなど、肌に触れるところの除菌は100ppmをお勧めしています。また、うがいに利用される方もいますが、100ppmをさらに2~3倍に希釈してご使用されると良いと思います。

100ppmと200ppmでは、除菌力が異なるのは確かです。厳密には、除菌のメカニズムは同じなので、どちらの濃度でも除菌はできますが、その速度が異なります。濃度が濃い方が、 たくさん の次亜塩素酸が菌やウイルスに到達するために、早い速度で除菌ができます。

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